ここ数年で世界情勢が大きく変わり、するめも高級品となってしまいました。少し炙ってつまみにするのは勿論、だし、重曹で戻して焼くとプリプリして旨いです!保存食にも!
そのままでも食べれますが軽く炙ったり温めたりするとさらに美味しく召し上がれます。
炙る場合のおすすめ順
①ガストーチ 焦げ目がつく程度
②グリル 1-2分
③ガスコンロ直火 焦げ目がつく程度
温める場合のおすすめ順
①フライパン 軽く焦げ目がつく程度
②電子レンジ 温め20-30秒
少し柔らかくして食べたい場合は日本酒、料理酒をふりかけて電子レンジで温めて下さい。 30-40秒
他の項と重複しますが日本酒は魚介類と相性が非常に良いです。
相性の良い調味料
マヨネーズ 唐辛子 日本酒 みりん 等
するめを細かく切ってキムチと和えて冷蔵庫で保存しておくだけで出来ます。すぐにでも食べれますが日を経るごとにいかが柔らかくなっていくので様々な食感を味わえます。私見ですが
3日目位の歯ごたえが好きです。
するめを重曹で戻した後に普通のいかと同じように使う事が出来ます。
詳しくはいかげそのページにて
保存目安は冷暗所で4-5か月、冷凍庫で約1年です。
湿気とカビを防ぐ考え方です。空気が触れないように袋の口を縛るか、ジップロックでの保存でよいでしょう。湿気の多い夏季は冷凍庫での保存をお勧めします。
※長く置くと白い粉のようなものがついて来ますが、これはグルタミン酸ナトリウムで旨み成分です。
この粉があるといいスルメとされています。
100g当たり栄養成分 |
一食当たり(35g小一枚)栄養成分 |
30-49歳男性一日当たり栄養所要量 | 30-49歳女性一日当たりの栄養所要量 | |
エネルギー(kcal) |
334 | 100 | 2450 | 1975 |
タンパク質(g) |
69.2 | 20.8 | 70 | 60 |
脂質(g) |
4.3 | 1.3 | 54-68(1g9kcalとしする) | 54-68 |
カルシウム(mg) |
43 | 12.9 |
600 |
600 |
鉄(mg) |
0.8 | 0.24 | 10 |
10-12 |
ビタミンA(μgRE) |
22 | 6.6 |
600-850(必要-推奨) |
500-700 |
ビタミンB1(mg) |
0.1 | 0.03 | 1.0 | 0.8 |
ビタミンB2(mg) |
0.1 | 0.03 | 1.35 | 1.1 |
ナイアシン(mg) | 14.1 | 4.23 | 16.5 |
13.5 |
ビタミンC(mg) |
0 | 0 | 50 | 50 |
ビタミンD(μg) |
0 | 0 | 50(目安) | 50 |
リン(mg) |
1100 | 330 | 1000 | 800 |
ナトリウム(mg) |
890 | 267 | 600 | 600 |
カリウム(mg) |
1100 | 330 | 2500-3000(必要-目標) | 2000-2600 |
マグネシウム(mg) |
170 | 510 | 310-370(必要-目標) | 240-290 |
亜鉛(mg) |
5.4 | 1.62 | 8-10(必要-推奨) | 6-8 |
銅(mg) |
0.99 | 0.3 | 0.7-1(必要-推奨) | 0.6-0.8 |
飽和脂肪酸(g) |
0.6 | 0.18 | 15以下 | 13.8以下 |
一価不飽和脂肪酸(g) |
0.12 | 0.036 | 20.6(中央値) | 17.7 |
多価不飽和脂肪酸(g) ※DHA,EPA含む |
0.89 | 0.27 | ~15(飽和脂肪酸との割合) | 13.8 |
DHA(mg) |
620 | 186 |
1000以上(DHA+EPAとの合算) |
1000以上 |
EPA(mg) |
160 | 48 | ||
食塩(g) |
2.3 | 0.69 | ~8.0(推奨) | ~7.0 |
プリン体(mg) |
727※ | 218.1 | ~400mg | ~400mg |
※プリン体はスルメの値を水分比で計算
脂肪が少なくカロリーも低めですが、DHA、EPAはそこそこあるという気の利いた食品です。また、リン、マグネシウム、亜鉛、銅など金属系栄養素が高いのも特徴で、アルコールの分解を助け、うつ病などにも効果のあると言われるナイアシンが多いのも魅力です。お酒のつまみに好まれるのには理由があったのだと改めて感じさせます。プリン体が少し高めです。